「読み聞かせスペシャリスト養成講座」受講生の「デスビーナ」さんが、講座への感想をよせてくださいました。
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第3回講座終了。
この日は、しばらく続いていた寒さが和らぎ、小春日和の暖かい日になりました。雨の降らない好天に恵まれた講座日は初めてでした。
第1~2限は読み聞かせのやり方①場に合った選び方、読み方、姿勢、声の出し方。
改めて、読み聞かせの意義、行う上での注意点、心掛け、等々、講師の方のお手本を交えてお話を伺いました。1限講義の最後には、講師の方の読む絵本を、しばし童心に還り、無邪気に楽しませていただきました。
また、先方にこちらの考えや意図を伝える際は、言葉遣いや態度にも心を配ってお話するよう心がけること。そうして相手方に不快感を与えないようにうまく伝え、不用な摩擦を作らないこと。これは読み聞かせの場作りだけでなく、普段の生活や仕事、社会活動等でも当てはまることです。
第3限は②わらべうたの意義と実際。
実際に保育園の現場に立っておられる、お二人の先生がおみえになり、赤ちゃん~幼児に向けて行っている、あるいは彼らと一緒に遊んでいる、わらべうた・手遊びを紹介して下さいました。赤ちゃんと触れ合うもの、真似っこ遊び、指遊び、ハンカチを使ったり、場面によってはバスタオルや大きなシーツを使うもの、小さなボタンや小石等を使うもの、などさまざまありました。先生方が現場で、子どもたちのために日々心を配り、とても工夫をしていらっしゃることが伝わってきました。
お心配りといえば、子どもとする遊びでは、事務局の方が、代わりにぬいぐるみを人数分集めてきて貸して下さったり、また別の手遊びでは、先生方が、園児達と拾い集めたかわいいドングリを分けて下さったりと、ご配慮いただきました。
私達は、先生方が実演して下さるのを、見て、聞いて、真似ながら教わりました。子どもたちと実際にできたら、きっと楽しいことだろう、と思います。また、指遊びは傍で見てるよりも実際に行うのが難しく、大人の頭の体操にもなりそうです。
余談ですが、この時間は偶然、私は講師の方々の隣に座って受講していましたので、一緒に手遊びをさせていただく場面もありました。ふと間近で御手を拝見し、自分はまだまだ…、と思わず己が手を見つめました。
今回も有り難い講義でした。
同じような目的や目標、志を持っている者であっても、様々な方がおられます。
自分の受講は百年早かったかもしれない、とも思いつつ。
しかし、何事も人生修養。糧にしてよく考え、善く生きるために進むしかありません。
それにしても、いろいろなことに、頭がベズビオ山になりそうであります。