12月2日、地域防災の日。
「まちぼう探検隊」を、予定通り 浜松市中区 ゆりの木通りを舞台に実施しました。
参加してくれたのは、地域の子どもたちと保護者、約20人。
そして何より、ゆりの木通り商店街の皆さんです。
この日は朝からサイレンが鳴り、携帯にはテストメールがとどき、地域の人々は自主防災の避難訓練に行く、そんな一日。
地域の訓練が終わる10時頃、曇り空で肌寒い中を、参加者の親子さんたちが定刻に集まってくれました。
大学生スタッフによるオリエンテーションを受け、手に手にマップを持って、出発です。
今回は「地震が起きて電車もバスも止まり、おうちに帰れないから、避難できる場所を探して逃げ込もう」という設定。
避難できる場所はどこか?そのヒントも、歩くうちに手に入ります。
子ども達はまちを歩きながら、いろいろなことを観察します。
そして、お店を訪ねて大人にものを頼むというハードルを超えつつ、
非常時に役に立つグッズ(といっても、新聞紙やビニール袋など、どこでも手に入るものばかりなのです)や、
避難所を示すヒントをゲットします。
ゴールでは、非常時の食事の訓練が待っています。牛乳パックで食器を作ったり...
家庭とは違う調理法でカレーライスも作っちゃいました。
今日、歩いて考えたことは、みんなでわかちあいます。
感じたことを、みんないろいろとマップに書き込みました。
つくったカレーは、意外に、ちゃんとおいしくてびっくりしたでしょ?
子ども達、保護者の方々、商店街の方々。防災について、どんなことを感じたでしょうか。
スタッフも、とても多くのことを感じ、学びました。
参加者の方々、ご協力くださった方々、ありがとうございました。
またいつか、どこかのまちでできるかな?「まちぼう探検隊」。
※このイベントは、「NPO法人はままつ子育てネットワークぴっぴ」との共催により、
浜松市社会福祉協議会「歳末たすけあい募金」福祉事業助成金を受けて実施しました。