2014年9月7日「第4回 浜松であいまなびあい塾・イラストレーションの輪」開催しました
9月7日 「第4回 浜松であいまなびあい塾・イラストレーションの輪」 を開催しました。会場は最近NHK等でも紹介された「黒板とキッチン」(ゆりの木通り)、講師にはほんわか、不思議なスタイルの独特な絵で活躍中の、イラストレーター・友野可奈子さんをお迎えしました。
「黒板とキッチン」は写真の通り、壁一面が黒板になっています。そして参加者が一人ずつ順番に大きな黒板にイラストを繋げながら物語を作っていきます。今回は2グループに分かれ、それぞれ「楽しいお話」と「悲しいお話」をスタート。「楽しいお話」のトップバッターは「草原に大きな穴がありました」、 「悲しいお話」のトップバッターは「めがねを割ってしまったお話」から始まりました。
黒板はチョーク一本でいろいろなお話が生まれる可能性を秘めています。そして、限りなく自由です。お話はどんどん広がっていくので、ワクワクしますね。ただ自分の前の人がどんなお話を作るのか、ちょっとしたハラハラ感もあります。
全員が挑戦したところで、テーマを入れ替えて、再挑戦。
自分で物語を作るから、何でも「あり」です。「ぜ~~んぶ夢でした」という展開もあり、イラストの「付け足し」や、「消す」もありです。あり得ないことなどありません。
会場には文字通りキッチンがあります。暖かいお茶を入れてお菓子を頂きながら、大人も学生さんも子どもたちも、ある時は大笑いしたり、またある時はなるほどと感心したり、和やかにイラストとお話の展開を楽しみました。
そして小さな冊子に黒板全体の写真を貼り、皆で作ったお話のストーリーを書き込めば、今日出会った人達で作り上げた「ここにしかない絵本」の出来上がりです。
黒板に書かれた文字や絵は、いつかは消されていくのが宿命ですから、ここにこうして形に残ることは大変貴重で、趣深い事だと思いました。
最後に他己紹介、二人ひと組になって相手の事を聞きあい、キャッチフレーズを付けて参加者の皆さんに紹介しました。思わぬ繋がりを見つけた方も多かったようです。
「浜松であいまなびあい塾」ではこれからも、地域で輝く、魅力ある原石のような方々を迎え、まなびあい・つながりあえる場を提供していきます。
今回の参加者の皆さんの中から次回の講師が誕生するかもしれません。
次回はどんな講座になるか、お楽しみに。
関連記事